常念岳は、松本市街から2番目に近い百名山です。ちなみに1番目は美ケ原。
北アルプスを仰ぎ見ると、その端正な三角錐にまず視線が向かいます。松本平に住む人で常念岳を知らない人はいないでしょう(たぶん)。
写真は、常念山脈上の横通岳への登りからのショットです。角度によっては、三角錐とはまた違った重厚感のある風貌を見せてくれます。
頂上に立ち、梓川を挟んで聳える3000m超の槍穂高連峰を眺めると、本当に圧巻の舞台です。
稜線の山小屋(写真では常念小屋)に泊るのが一般的ですが、日帰りでも(少々ハードですが)楽しめます。
登山の多様な楽しみが存分に味わえる看板役者的な山であり、燕岳でアルプス入門を果たした登山者には、ぜひ次に登ってほしい山です。
[令和5年5月]