この記事を書いている令和2年12月25日は,旧暦だと11月11日だそうです。ですから,旧暦だとまだまだ新年まで余裕があることになります・・・(苦笑)
そうそう,子どものころ年賀状を書いているとき,「新春」「迎春」っていうけど,1月1日はまだ春じゃないやん?冬やん!と思いませんでしたか。
子どものころは旧暦なんてよく知らなかったですからね~。ちなみに来年(令和3年),旧暦の1月1日は,2月12日にあたるそうです。この頃ならば春近し,「新春」「迎春」という言葉も頷けます。旧暦の新年=春の初めころ,という名残なのですね。
こうした改暦(明治のグレゴリオ暦導入。明治5年12月3日が明治6年1月1日になった。)による感覚のズレみたいなものは,日ごろはほとんど感じませんが,意外と大切だったりします。
この改暦以前は,日本人には一般に1週間という感覚がなかった
とか,
旧暦では閏月というものがあり,1年に13カ月ある年もあった
などなど,今の日本人には忘れ去られてしまっているようです。
でも,当時はそれが当たり前だったんだよなぁ・・・
コロナ関連で「新しい生活様式」という言葉が流行った今年も終わろうとしているためなのか,こんなことを考えました。
[令和2年12月]