ディズニープラスの配信で、ビートルズの「GET BACK」を観ました。
これは1969年1月のビートルズのセッションを捉えたドキュメンタリーであり、ビートルズ解散報道後である1970年5月公開の映画「LET IT BE」の元々の素材を再編集して作品化したもの。
これを観ると、当時の彼らの音楽作品・映像作品の創作意欲がうまくコントロールされずに紆余曲折を重ねていった状況を、臨場感をもって体験できます。ポールの溢れ出る才能とリーダーシップ、ジョンの奇才ぶりと奔放ぶり、天才2人と自己表現で葛藤するジョージ、包容力で支えるリンゴ。何より名曲の数々が生まれ育つ瞬間を目にすることができる幸せ。
観ると悲しくなってしまう「LET IT BE」より、是非こちらを観たほうがいいです!
[令和6年8月]
2015年4月28日、ビートルズ以来49年ぶりに武道館でのコンサートのため入場するポール